号泣

普段感動が少ないほうの私が、一体どうしたのか!?

そう、今日は東京国際女子マラソンがあって、それをテレビで見ていたのだ。特に高橋尚子のファンというわけではないけど、彼女はすごいトレーニングをしてきたみたいだし、今回は2年ぶりのフルマラソンということで、どうなるかはかなり楽しみにしていた。

そして彼女はすごかった。
知ってる人は何度もスポーツニュースとか見て分かってると思うけど、とにかく彼女はすばらしいレース展開をした。最初から35キロを過ぎるまで体力を温存しておき、それから一気にスパートをかけて、最後ののぼり坂を駆け上がって見事に優勝したのだ。

その35キロを過ぎたあたりで高橋が勝負に出たときに、涙がポロリと落ちてきた。そしてそれから彼女がゴールするまで泣き続けた。別に理由もなく涙がボロボロ流れてきた。ただ走ってる姿を見てるだけで号泣したのは初めてかもしれない。その後のインタビューとかでは特に泣かなかったのに。

きっと自分が小中学校のときに、持久走大会に賭けてたからかもしれない。あーやって先頭で走りきったときは確かに気持ちよかった。でも。大会前とかは1ヶ月くらい前からすごく緊張していて、実は持久走大会は大キライだった。ちょうどクリスマスとか冬休み前で、これがなければどんなに楽しく冬を過ごせるものかと、小学校のころから毎年思ってた。優勝を重ねるともっとみんなから期待されて、ただの校内のマラソン大会なのにそれがすっごいプレッシャーになってた。で、自分も負けたくないから、体育の時間に走って、部活で走って、それからスイミングスクールに行って泳いで、その後夜中家の周りを走ってた。で、大会が終わった後はルンルンでクリスマスを待っていたのを覚えてる。だって、私小学校5,6年くらいまでサンタさんの存在を信じてたもんね〜。(話が変わってる)

だからマラソンにはなんか思い出がある。良いような悪いような思い出。